文章・対話でツールの制約症状5件|見分け方と直す順番

掲載データの確認日 2026/10/17

109症状を同じ条件でそろえています

文章・対話でツールの制約症状のイメージ

文章・対話

文章・対話でツールの制約症状

症状
5⁠件
直す手順
15手順
代わりの道具
4種
区分で仕分ける

文章・対話の症状のうち、ツール側の制約が大きいものを集めました。こちらの工夫では限界があり、道具を替えるか、作業の分け方を変える症状です。全部で5⁠件。症状を見分けて、直す手順を上から試し、それでも残るときの代わりの道具まで進めます。

症状を見分ける

症状起きやすいツール最初に試すこと
事実と違うことをもっともらしく答えるChatGPT・Gemini・Claude数字・固有名詞・法令は必ず一次情報で確かめる
指示した文字数を守らないChatGPT・Claude・Gemini「400字前後」のように幅を持たせて頼む
前の会話の内容を覚えていないChatGPT・Gemini・Claude大事な前提は、その都度もう一度貼る
同じ質問なのに毎回答えが違うChatGPT・Gemini・Claude条件を細かく指定するほど、ばらつきは減ります
知らないURLの中身を答えてしまうChatGPT・Claude・Gemini本文をコピーして貼る

最初の切り分け

ツールの制約かどうかを切り分ける0 / 3 確認ずみ

5⁠件の症状に共通して、先に確かめることです。

5⁠件の原因と直す順番

事実と違うことをもっともらしく答える

起きやすいツール:ChatGPT・Gemini・Claude・Grok/区分:ツール側の制約が大きい

なぜ起きるか 生成AIは知らないことでも文章として成立する答えを作ります。仕様であって、設定では消せません。

  1. 数字・固有名詞・法令は必ず一次情報で確かめる
  2. 「分からない場合は分からないと答えてください」と先に書く
  3. 出典を示せるツールで裏を取る

次から起こさないために 確認できない情報は使わない、と決めておくのがいちばん確実です。

3つ試して直らなければ、代わりの候補はPerplexity(無料枠あり・月3,000⁠円から)。直し方をくわしく・乗り換えで直るか

指示した文字数を守らない

起きやすいツール:ChatGPT・Claude・Gemini/区分:ツール側の制約が大きい

なぜ起きるか 文字数を正確に数えながら書く仕組みにはなっていません。おおよその長さに寄せるだけです。

  1. 「400字前後」のように幅を持たせて頼む
  2. 出てきたものを自分で数えて、増減を指示する
  3. 段落数や箇条書きの数で指定すると安定します

次から起こさないために 文字数が厳密に要るものは、最後に自分で調整する前提で作ってください。

3つ試して直らなければ、代わりの候補はQuillBot(無料枠あり・月1,500⁠円から)。直し方をくわしく・乗り換えで直るか

前の会話の内容を覚えていない

起きやすいツール:ChatGPT・Gemini・Claude/区分:ツール側の制約が大きい

なぜ起きるか 1つの会話で保持できる長さに上限があります。超えると古いやり取りから落ちていきます。

  1. 大事な前提は、その都度もう一度貼る
  2. 長い作業は会話を分けて、要点を引き継ぐ
  3. 覚えさせる機能があるツールでは、そこに書く

次から起こさないために 1つの会話を長く使い続けないことです。

3つ試して直らなければ、代わりの候補はNotebookLM(無料枠あり・無料で使える)。直し方をくわしく・乗り換えで直るか

同じ質問なのに毎回答えが違う

起きやすいツール:ChatGPT・Gemini・Claude/区分:ツール側の制約が大きい

なぜ起きるか 毎回まったく同じ文を返す作りにはなっていません。ばらつきは仕様です。

  1. 条件を細かく指定するほど、ばらつきは減ります
  2. 出力の形式を固定する
  3. 何度か出して、良いものを選ぶ前提で使う

次から起こさないために 一言一句の再現が要る用途には向きません。

3つ試して直らなければ、代わりの候補はDify(無料枠あり・月8,000⁠円から)。直し方をくわしく・乗り換えで直るか

知らないURLの中身を答えてしまう

起きやすいツール:ChatGPT・Claude・Gemini/区分:ツール側の制約が大きい

なぜ起きるか URLを開けない状態でも、名前から中身を推測して答えることがあります。

  1. 本文をコピーして貼る
  2. 閲覧できるツールを使う
  3. 「開けない場合は開けないと答えてください」と先に書く

次から起こさないために URLを渡すだけで済ませないことです。

3つ試して直らなければ、代わりの候補はPerplexity(無料枠あり・月3,000⁠円から)。直し方をくわしく・乗り換えで直るか

取り違えやすい症状

起きやすいツールが同じで、見た目が似ている症状です。手順を試しても変わらないときは、こちらを疑ってください。

いま疑っている症状取り違えやすい症状そちらの区分
事実と違うことをもっともらしく答える日本語で聞いたのに英語で返ってくる設定で改善できる
指示した文字数を守らない日本語で聞いたのに英語で返ってくる設定で改善できる
前の会話の内容を覚えていない日本語で聞いたのに英語で返ってくる設定で改善できる
同じ質問なのに毎回答えが違う日本語で聞いたのに英語で返ってくる設定で改善できる
知らないURLの中身を答えてしまう日本語で聞いたのに英語で返ってくる設定で改善できる

起きやすいツールごとに見る

ツールこのページの症状当サイトに載せている症状
ChatGPT5⁠件34⁠件(設定で直る10⁠件・制約7⁠件)
Gemini5⁠件19⁠件(設定で直る7⁠件・制約5⁠件)
Claude5⁠件16⁠件(設定で直る5⁠件・制約5⁠件)
Grok1⁠件1⁠件

直す前に、使っている環境をそろえる

文章・対話で、直す前に確かめる環境0 / 5 確認ずみ

症状の手順に入る前に、条件をそろえます。ここが違うと、手順を試しても結果が読めません。

ツールの制約症状の直し方の考え方

上限は公式の案内で確かめる

長さ・回数・大きさの上限は提供元が決めていて、こちらでは変えられません。案内の日付も確かめます。

作業を分けて上限の内側に収める

長いものは分ける、大きいものは小さく作ってつなぐ。分け方で通ることがあります。

その作業だけ別の道具に移す

全部を移す必要はありません。制約に当たる作業だけ、代わりの道具に任せます。

文章・対話で区分の違う症状

いまの症状が上の手順で変わらないときは、区分の違うこちらの症状かもしれません。

日本語で聞いたのに英語で返ってくる

設定で改善できる。指示文に英語が混ざっているか、直前のやり取りが英語で続いていると、返答の言語がそちらに引きずられます。まず「指示文の先頭に「日本語で答えてください」と書く」を試します。日本語で聞いたのに英語で返ってくる

長い文章が途中で切れる

使い方で改善できる。1回の返答で出せる長さに上限があります。長い出力を一度に求めると、上限に当たって途中で止まります。まず「「続き」とだけ送ると、続きから出ます」を試します。長い文章が途中で切れる

同じことを何度も繰り返す

使い方で改善できる。会話が長くなると、前のやり取りに引きずられて同じ言い回しに戻ることがあります。まず「会話を新しく始めて、必要な前提だけを貼り直す」を試します。同じことを何度も繰り返す

貼りつけた資料の内容を無視する

使い方で改善できる。資料が長いと、後ろのほうだけを見て答えることがあります。指示と資料の区切りが曖昧なときにも起きます。まず「資料を「===ここから資料===」のように囲む」を試します。貼りつけた資料の内容を無視する

敬語がおかしい・不自然な日本語になる

使い方で改善できる。英語を土台にした言い回しがそのまま日本語になると、二重敬語や翻訳調が出ます。まず「「日本語として自然かどうかを見直してください」と続けて頼む」を試します。敬語がおかしい・不自然な日本語になる

文章・対話の症状25⁠件の区分(太字がこのページ)

症状区分代わりの候補
日本語で聞いたのに英語で返ってくる設定で改善できるDeepL
箇条書きばかりで文章にならない設定で改善できるClaude
表がずれる・崩れて出てくる設定で改善できるNotion AI
専門用語を勝手に言い換えてしまう設定で改善できるGrammarly
コードが書かれた部分が崩れる設定で改善できるClaude Code
画像を読み取ってくれない設定で改善できるGemini
アカウントにログインできない設定で改善できるPoe
見出しの付け方が毎回ばらばら設定で改善できるNotion AI
文字化けした文章が出てくる設定で改善できるNotebookLM
長い文章が途中で切れる使い方で改善できるClaude
同じことを何度も繰り返す使い方で改善できるClaude
貼りつけた資料の内容を無視する使い方で改善できるNotebookLM
敬語がおかしい・不自然な日本語になる使い方で改善できるClaude
翻訳が直訳すぎて読めない使い方で改善できるClaude
回答が遅い・止まったように見える使い方で改善できるDeepSeek
無料枠の上限に当たって使えない使い方で改善できるDeepSeek
社外に出せない情報を入れてしまった使い方で改善できるDify
文章が説明くさく冗長になる使い方で改善できるClaude
引用元を書いてくれない使い方で改善できるConsensus
事実と違うことをもっともらしく答えるツール側の制約が大きいPerplexity
指示した文字数を守らないツール側の制約が大きいQuillBot
前の会話の内容を覚えていないツール側の制約が大きいNotebookLM
同じ質問なのに毎回答えが違うツール側の制約が大きいDify
知らないURLの中身を答えてしまうツール側の制約が大きいPerplexity
生成した文章の権利がはっきりしない規約・権利・データの扱いによるAdobe Firefly

3つの手順で直らないときの代わりの道具

3つの手順で直らないときに、当サイトが代わりの候補として挙げている道具を数えました。まず今のAIで手順を試し、それでも残るときだけ検討してください。

代わりの道具挙げている症状無料枠料金
Perplexity2⁠件無料枠あり月3,000⁠円から
QuillBot1⁠件無料枠あり月1,500⁠円から
NotebookLM1⁠件無料枠あり無料で使える
Dify1⁠件無料枠あり月8,000⁠円から

Perplexity(2⁠件で候補)

「事実と違うことをもっともらしく答える」「知らないURLの中身を答えてしまう」で、今の道具の代わりに挙げています。無料枠ありで、月3,000⁠円から(当サイト掲載値)。Perplexityへ移る前に確かめることも用意しています。

QuillBot(1⁠件で候補)

「指示した文字数を守らない」で、今の道具の代わりに挙げています。無料枠ありで、月1,500⁠円から(当サイト掲載値)。

NotebookLM(1⁠件で候補)

「前の会話の内容を覚えていない」で、今の道具の代わりに挙げています。無料枠ありで、無料で使える(当サイト掲載値)。NotebookLMへ移る前に確かめることも用意しています。

文章・対話で症状を起こしにくくする使い方

文章・対話の症状は、直し方より先に、起こしにくい使い方で差がつきます。

会話が長くなったら作り直す

同じ会話を続けるほど、前のやり取りに答えが引きずられます。話題が変わったら新しい会話にして、必要な前提だけを貼り直します。

資料と指示を分けて渡す

資料の中に指示が埋もれると、どちらに従うかが揺れます。区切りの記号で囲み、指示は資料の外に書きます。

事実は必ず元を開く

もっともらしい誤りは、読み流すと気づけません。数字・固有名詞・日付は元の資料で確かめます。

同じことを起こさないための決めごと

直したあとに同じことを起こさないための決めごとを、そのまま共有できる形にまとめました。必要な行だけ残してください。

AIを使うときの決めごと(共有用)
【この決めごとの対象】[部署・作業名]

1. 確認できない情報は使わない、と決めておくのがいちばん確実です。
2. 文字数が厳密に要るものは、最後に自分で調整する前提で作ってください。
3. 1つの会話を長く使い続けないことです。
4. 一言一句の再現が要る用途には向きません。
5. URLを渡すだけで済ませないことです。

【困ったときの相談先】[担当者・窓口]
【見直す時期】[例:3⁠か月ごと]

区分の読み方

当サイトは症状を4つの区分に分けています。区分で、最初にやることが変わります。

設定で改善できる

画面の設定や、最初に渡す指定を変えれば止まる症状です。画面の設定・最初の指定・会話の作り直しから試します。

使い方で改善できる

指示の出し方や、渡す材料の切り方で変わる症状です。指示の分け方・材料の絞り方・頼む順番を変えます。

ツール側の制約が大きい

こちらの工夫では限界があり、道具を替えるか、作業の分け方を変える症状です。上限を公式の案内で確かめ、作業を分けるか代わりの道具を試します。

規約・権利・データの扱いによる

直す以前に、使ってよいか・渡してよいかの判断が要る症状です。社内の決まりと利用規約を先に確かめ、使ってよい範囲を決めます。

それでも直らないときに、人に聞く文面

社内の詳しい人や、ツールの窓口へ出すときの形です。試したことを先に並べると、同じ手順をもう一度言われずに済みます。

問い合わせに貼る文面
【起きていること】
事実と違うことをもっともらしく答える

【使っている道具】[ツール名・プラン・使っている画面(ブラウザ/アプリ)]
【いつから】[日付。最初に気づいた作業]
【毎回起きるか】[毎回/ときどき/一度だけ]

【試したこと】
1. 数字・固有名詞・法令は必ず一次情報で確かめる →[結果]
2. 「分からない場合は分からないと答えてください」と先に書く →[結果]
3. 出典を示せるツールで裏を取る →[結果]

【見てほしいもの】[画面の写し・入力した指示・出てきた結果]
【困っていること】[何の作業が止まっているか。期限があれば]

起きた条件を残す

同じ症状が何度も出るなら、起きた条件を3回ぶん残してください。条件がそろうと、原因が自分の側か道具の側かが分かれます。

起きた条件の記録
【日時】[ ] 【道具とプラン】[ ]
【何をさせていたか】[ ]
【渡した材料の量】[文字数・枚数・長さ]
【会話の長さ】[新しい会話/何往復目か]
【起きたこと】[ ]
【直したこと】[ ] → 【直ったか】[はい/いいえ]

文章・対話のほかの区分

文章・対話の症状をまとめて仕分ける

文章・対話でツールの制約症状についてよくある質問

有料プランにすれば直りますか?

5⁠件はツール側の制約で、プランで上限が変わるものもあります。

どこまで試したら道具を替えますか?

当サイトでは、症状ごとの3つの手順を試しても残るときを目安にしています。替える前に、代わりの道具の無料枠で同じ作業を1回だけ通して比べてください。

次にやること