ChatGPTのトラブル34件と直し方|設定で直るもの・直らないもの

掲載データの確認日 2026/10/16

109症状を同じ条件でそろえています

ChatGPTで起きるトラブルを34件集めて、直し方を1か所にまとめました。設定で直るものと、ツール側の制約で直らないものを分けています。直らないものを探して時間を溶かさないためです。

直すまでにやることは、平均で3つ。多くは3つ以内で止まります。

まず、どれに当たるか

段 意味 ChatGPTでの件数
設定で直る 設定か指示文の書き方だけで止まる 10件
使い方で直る 設定ではなく、渡し方や手順で止まる 14件
ツール側の制約 設定を探しても止まらない。別のAIを見る 7件
規約・権利の話 ツールを替えても解決しない。確かめる先の話 3件

3段目に当たったら、設定を探すのをやめてください。そのAIにその機能が無いか、仕様で決まっています。探すほど時間が減ります。

設定で直る(10件)

症状 起きる理由 最初にやること
日本語で聞いたのに英語で返ってくる 指示文に英語が混ざっているか、直前のやり取りが英語で続いていると、返答の言語がそちらに引きずられます。 指示文の先頭に「日本語で答えてください」と書く
箇条書きばかりで文章にならない 読みやすさを優先して箇条書きに寄る傾向があります。 「箇条書きを使わず、地の文で書いてください」と指示する
表がずれる・崩れて出てくる 貼り先の書式に合わない形式で出力されています。 「HTMLの表で出してください」のように形式を指定する
専門用語を勝手に言い換えてしまう 読みやすさを優先して、業界用語を一般語に置き換えることがあります。 変えてはいけない語を一覧にして渡す
コードが書かれた部分が崩れる コードとして囲まれていないと、記号が変換されたり改行が失われたりします。 「コードブロックで出してください」と指示する
画像を読み取ってくれない 画像を扱えないモデルを選んでいるか、形式や容量が対象外です。 画像に対応したモデルを選び直す
アカウントにログインできない 別の方法で作ったアカウントに、違う方法でログインしようとしている場合が多いです。 最初に登録した方法(Googleなど)で入り直す
見出しの付け方が毎回ばらばら 見出しの型を指定していないと、そのつど違う形で出ます。 見出しの型を例で示す
文字化けした文章が出てくる 貼りつけた資料の文字コードが崩れているか、対応していない記号が混ざっています。 元の資料を開き直して、文字化けしていないか確かめる
日本語のコメントが文字化けする ファイルの文字コードが合っていません。 UTF-8で保存し直す

使い方で直る(14件)

症状 起きる理由 最初にやること
長い文章が途中で切れる 1回の返答で出せる長さに上限があります。長い出力を一度に求めると、上限に当たって途中で止まります。 「続き」とだけ送ると、続きから出ます
同じことを何度も繰り返す 会話が長くなると、前のやり取りに引きずられて同じ言い回しに戻ることがあります。 会話を新しく始めて、必要な前提だけを貼り直す
貼りつけた資料の内容を無視する 資料が長いと、後ろのほうだけを見て答えることがあります。指示と資料の区切りが曖昧なときにも起きます。 資料を「===ここから資料===」のように囲む
敬語がおかしい・不自然な日本語になる 英語を土台にした言い回しがそのまま日本語になると、二重敬語や翻訳調が出ます。 「日本語として自然かどうかを見直してください」と続けて頼む
翻訳が直訳すぎて読めない 原文の構造をそのまま写すと、日本語として不自然な語順になります。 「意味が通る日本語に書き直してください」と続けて頼む
回答が遅い・止まったように見える 混雑している時間帯や、長い出力を求めたときに遅くなります。無料枠では優先度が下がることもあります。 いったん止めて、短く分けて頼み直す
無料枠の上限に当たって使えない 無料枠には回数や時間あたりの上限があります。連続で使うと当たります。 上限が戻る時間を確かめて待つ
社外に出せない情報を入れてしまった 入力内容が学習に使われる設定になっていることがあります。 設定で学習への利用をオフにする
文章が説明くさく冗長になる 丁寧に説明しようとして、前置きや言い換えが増えます。 「前置きなしで本題から」と指示する
引用元を書いてくれない 参照した資料を明示する作りになっていないツールがあります。 出典を示すツールに切り替える
生成されたコードが動かない 使っているライブラリの版が違うか、前提の環境が異なります。 エラー文をそのまま貼って直させる
長いファイルの後半を無視する 一度に読める長さに上限があります。 ファイルを分割して渡す
同じ修正を何度も繰り返す 直した内容が伝わっていないか、前の指示に戻っています。 現在のコードを貼り直す
APIキーをコードに書かれてしまう 動く形を優先して、鍵を直接書いた例が出ます。 環境変数に移す

ツール側の制約(7件)

症状 起きる理由 最初にやること
事実と違うことをもっともらしく答える 生成AIは知らないことでも文章として成立する答えを作ります。仕様であって、設定では消せません。 数字・固有名詞・法令は必ず一次情報で確かめる
指示した文字数を守らない 文字数を正確に数えながら書く仕組みにはなっていません。おおよその長さに寄せるだけです。 「400字前後」のように幅を持たせて頼む
前の会話の内容を覚えていない 1つの会話で保持できる長さに上限があります。超えると古いやり取りから落ちていきます。 大事な前提は、その都度もう一度貼る
同じ質問なのに毎回答えが違う 毎回まったく同じ文を返す作りにはなっていません。ばらつきは仕様です。 条件を細かく指定するほど、ばらつきは減ります
知らないURLの中身を答えてしまう URLを開けない状態でも、名前から中身を推測して答えることがあります。 本文をコピーして貼る
存在しない関数やライブラリを使う それらしい名前を作ってしまうことがあります。仕様です。 公式の資料で名前を確かめる
提案が古い書き方になる 学習した時点の情報に基づくため、新しい書き方が反映されていないことがあります。 使いたい版を指定する

規約・権利の話(3件)

症状 起きる理由 最初にやること
生成した文章の権利がはっきりしない 扱いはツールの規約で決まります。プランによっても変わります。 使うツールの利用規約で、商用利用の可否を確かめる
社内のコードを外部に送ってよいか分からない コードがどこへ送られ、学習に使われるかはツールと設定で変わります。 学習利用をオフにする設定を確かめる
ライセンスの分からないコードが混ざる 学習データに由来する断片が出ることがあります。 似たコードの検出機能を有効にする

ChatGPTはどんなAIか

項目 内容
提供元 OpenAI
月額 0〜3,000円
無料で試せるか 無料枠あり
日本語 日本語○
向く場面 無料枠で一度動かし、続けるか決めたい場合

文章・画像・データ分析を、1つのアプリでまとめて扱える。用途が決まっていないなら、まずここから触るとよい。月20ドルの有料プランに入ると、最新のモデルが使えて画像生成の上限も広がります。

料金は提供元が公表している価格です。プランによって、止まる症状そのものが変わることがあります(生成の上限、使えるモデル、同時の本数)。

ChatGPTでとくに多い5件を、手順まで

1. 日本語で聞いたのに英語で返ってくる

なぜ起きるか:指示文に英語が混ざっているか、直前のやり取りが英語で続いていると、返答の言語がそちらに引きずられます。

直し方(3つ)

  1. 指示文の先頭に「日本語で答えてください」と書く
  2. 英語の資料を貼るときは、その前後を日本語で挟む
  3. それでも戻らなければ会話を新しく始める

次からの避け方:長い英文を貼る作業は、別の会話に分けてください。

それでも止まらないとき:DeepLで回避できることがあります(無料枠あり)。

日本語で聞いたのに英語で返ってくるのくわしい直し方を見る

2. 長い文章が途中で切れる

なぜ起きるか:1回の返答で出せる長さに上限があります。長い出力を一度に求めると、上限に当たって途中で止まります。

直し方(3つ)

  1. 「続き」とだけ送ると、続きから出ます
  2. 最初から「3回に分けて出してください」と指示する
  3. 章ごとに分けて依頼する

次からの避け方:長文は最初から分割して頼むほうが、切れ方が読めて手戻りが少なくなります。

それでも止まらないとき:Claudeで回避できることがあります(無料枠あり)。

長い文章が途中で切れるのくわしい直し方を見る

3. 同じことを何度も繰り返す

なぜ起きるか:会話が長くなると、前のやり取りに引きずられて同じ言い回しに戻ることがあります。

直し方(3つ)

  1. 会話を新しく始めて、必要な前提だけを貼り直す
  2. 「前と違う言い方で」と明示する
  3. 出してほしくない表現を名指しで禁止する

次からの避け方:1つの会話で用件を詰め込まず、話題が変わったら分けてください。

それでも止まらないとき:Claudeで回避できることがあります(無料枠あり)。

同じことを何度も繰り返すのくわしい直し方を見る

4. 事実と違うことをもっともらしく答える

なぜ起きるか:生成AIは知らないことでも文章として成立する答えを作ります。仕様であって、設定では消せません。

直し方(3つ)

  1. 数字・固有名詞・法令は必ず一次情報で確かめる
  2. 「分からない場合は分からないと答えてください」と先に書く
  3. 出典を示せるツールで裏を取る

次からの避け方:確認できない情報は使わない、と決めておくのがいちばん確実です。

それでも止まらないとき:Perplexityで回避できることがあります(無料枠あり)。

事実と違うことをもっともらしく答えるのくわしい直し方を見る

5. 指示した文字数を守らない

なぜ起きるか:文字数を正確に数えながら書く仕組みにはなっていません。おおよその長さに寄せるだけです。

直し方(3つ)

  1. 「400字前後」のように幅を持たせて頼む
  2. 出てきたものを自分で数えて、増減を指示する
  3. 段落数や箇条書きの数で指定すると安定します

次からの避け方:文字数が厳密に要るものは、最後に自分で調整する前提で作ってください。

それでも止まらないとき:QuillBotで回避できることがあります(無料枠あり)。

指示した文字数を守らないのくわしい直し方を見る

直らないときに、ほかのAIへ移る目安

ChatGPTで止まる症状には、別のAIなら回避できるものがあります。このサイトで代わりに挙げているのは次のとおりです。

代わりに使えるもの この症状のとき
DeepL 日本語で聞いたのに英語で返ってくる
Claude 長い文章が途中で切れる/同じことを何度も繰り返す
Perplexity 事実と違うことをもっともらしく答える/知らないURLの中身を答えてしまう
QuillBot 指示した文字数を守らない
NotebookLM 貼りつけた資料の内容を無視する/前の会話の内容を覚えていない
Notion AI 表がずれる・崩れて出てくる/見出しの付け方が毎回ばらばら
Grammarly 専門用語を勝手に言い換えてしまう
DeepSeek 回答が遅い・止まったように見える/無料枠の上限に当たって使えない

乗り換える前に、いま出ている症状が2段目までかを見てください。使い方で直るものを、AIを替えて解決しようとすると、同じことが次でも起きます。

問い合わせる前にそろえるもの

控えるもの 例
いつから 日付と時刻
何をしたら 押した順番・貼った内容
どう出たか 画面の文字をそのまま。写真でもよい
使っているもの OS・アプリかブラウザか・プラン
試したこと 新しい会話で試した/別の端末で試した など

「動きません」だけでは調べようがありません。この5つがあると1往復で終わります。

先に試す3つ(症状を問わず)

  1. 新しい会話で、短い指示だけで試す。前のやり取りを引きずっていることが多い
  2. ブラウザとアプリを入れ替える。どちらかで動けば、動かないほうの問題
  3. 拡張機能を切る。広告ブロックやVPNが通信を止めていることがある

このページの決めごと

症状は109件を調べ、そのうちChatGPTで起きるものを34件選んでいます。口コミの点数・満足度・おすすめ順位は載せていません。集めていないためです。並べ方は「設定で直るもの」から順で、優劣ではありません。仕様は変わるので、直らないときは提供元の最新の記載を見てください。